《源》【即決・送料無料】《江戸期・画僧》月僊筆郭子儀図・中井履軒讃句/前田香雪極め札・古箱付

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《江戸期・画僧》月僊筆郭子儀図・中井履軒讃句/前田香雪極め札・古箱付

■商品説明
　　ご覧の様な江戸期の画僧として知られる月僊によって郭子儀図が描かれた作品に、
　　兄中井竹山(名は積善)が詠んだ讃句を弟である中井履軒(積徳)の手により書かれた
　　大変貴重且つ存在感溢れる作品です。
　　なお、美術鑑定家としても知られている「前田香雪」による極メ札が付属しております。

　　　《　月僊　》
　　江戸時代後期の画僧。
　　姓は丹家、名は玄瑞、字は玉成。
　　江戸へ出て増上寺に入り月僊の号を与えられる。
　　絵は雪舟や中国、元、明の画風を学び、さら山応挙、与謝蕪村に私淑。
　　画料をむさぼったため乞食月僊と呼称されたが，
　　晩年その財を投じ伊勢山田の寂照寺を再興。

　　　《　郭子儀（かくしぎ)　》
　　中国の唐朝に仕えた軍人・政治家。
　　玄宗・粛宗・代宗・徳宗の4代に仕えた。
　　安史の乱で大功を立て、以後よく異民族の侵入を防いだ。
　　盛唐・中唐期を代表する名将。
　　憲宗（在位805年 - 820年）の皇后郭氏は郭子儀の六男の郭曖の娘である。

　　　《　中井履軒　》
　　江戸中期の儒学者。大坂の人。
　　名は積徳。甃庵の次男。兄竹山(名は積善)とともに五井蘭洲に学び、
　　折衷主義的で自由な学風を樹立した。

　　　《　前田香雪　》
　　明治時代の小説家，美術鑑定家。
　　江戸出身。名は夏繁。通称は健次郎。
　　天保12年生まれ。父前田夏蔭のあとをうけて慶応元年「蝦夷志料」を完成させた。
　　わが国の新聞小説の草分けとされる「東京絵入新聞」連載の
　　「金之助の話説」の作者のひとりとされる。
　　書画鑑識にすぐれ，竜池会(のちの日本美術協会)，東京彫工会，日本漆工会などの創設につくす。
　　大正5年死去。76歳。

■紙本・肉筆
■状態
　　時代なりのヤケ・オレ・シミ等多少あり。
■寸法
　　軸寸法／約１８７．５ｃｍ×約５５．５ｃｍ。
　本紙寸法／約１０５．５ｃｍ×約４１．５ｃｍ。
■落款
　　ご覧の様な銘・落款等あり。
■箱
　　古箱。

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