江戸後期園部藩主外様大名小出英教一行書昇平多楽事肉筆大村純昌の子最後の藩主・小出英尚の父園部陣屋最後の城郭

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◆作者：小出英教◆作品：一行書◆材質：紙本墨書(真筆作品)◆款記：「君嶽書」◆印章：「藤英教印」白文方印[※小出氏は藤原南家二階堂氏の一族を称す]「字才卿」朱文単郭方印「言忠信行篤敬」朱文単郭長方印◆内容：「昇平多楽事」◆寸法：本紙130.8×30.0cm 総丈190.0×40.4cm◆付属品：無し(箱ありません)◆状態：全体に傷み甚。シミ汚れ。本紙ヤケ。荒れ。折れ。表装に破れ・孔・欠損あり。
【小出英教(こいで・ふさのり)】文政12年～安政2年(1829－55)肥前国大村藩第10代藩主・大村純昌(1786－1838)の八男に生まれる。天保13年(1842)丹波国園部藩第8代藩主・小出英発(1810－62)の三女・秀御(1832－83)と婚姻し婿養子となって、翌年、養父・英発の隠居により家督を継いで第9代藩主となり従五位下・加賀守に叙任。のちに信濃守に遷任。天保15年、江戸城常盤橋門番を命じられる。安政2年10月10日、27歳で卒し、跡目を長男・英尚が相続した。次男には尾張藩支藩の美濃国高須藩主・松平義勇の養子となって第14代藩主を継いだ松平義生がいる。
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